【再現答案公開】令和3年度中小企業診断士二次試験@大阪経済大学大隅キャンパス

令和3年度の中小企業診断士二次試験を受験してきた、エンです。

今年の受験会場は、摂津市にある大阪経済大学の大隅キャンパス。めっちゃ遠かったけどすごく綺麗な大学でした。

受験された方、本当にお疲れ様でした~。

さて、まだ記憶が新しいうちに再現答案を作成して公開しておくことにします!

エン
エン

全然自信無いし、ちょいちょい事故ってると思うので恥ずかしいですが(汗

おさかなさん
おさかなさん

公開するのが大事よ、マジで

なお、当記事では各事例ごとに

設問文想起した知識(要求具体化)

エン
エン

(例)人事施策を助言せよ、ということは採用、配置、報酬・・・

私の回答(再現答案)

(例)理由は、熟練職人の退職による技術の・・

もっとこうすればよかった(反省点)

エン
エン

(反省点はこんな風に緑吹き出しに書いています)

という構成で書き残しておきます。

※文字数の制約と合っていない部分が多いですがそこは再現答案だと割り切って読んであげてください。

事例Ⅰ

第1問(配点20点)2代目経営者は、なぜ印刷工場を持たないファブレス化を行ったと考えられるか、100字以内で述べよ。

エン
エン

・2代目ってことは、初代の途中で環境変化が起こってそれに対応するため?

・「専門的な強みを内部に蓄積・特化して差別化するため」のパターン?

・もしくはコスト面等で、それまでがBADだったのをファブレス化で改善したかった?

私の回答

情報通信技術の進化などの技術革新に伴う経営環境の変化に対応するため、工程を一括受注し、版式の違いに応じて専門特化された協力企業に依頼する外部ネットワークを構築する分業体制を築き、ディレクション業務に特化するため。

反省するエン
反省するエン

うーん、ちょっと分業体制の説明をダラダラ書きすぎたかも。

・参入障壁

・高精度な印刷を必要とする美術分野にのみ需要を絞る

・高精度な仕上がりが求められる分野において需要を獲得

↑このあたりをうまく混ぜ込んで強フレーズを端的に書いたほうがよかったのかな。

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第2問(配点20点)2代目経営者は、なぜA社での経験のなかった3代目にデザイン部門の統括を任せたと考えられるか、100字以内で述べよ。

エン
エン

権限移譲して自身は大所から全社的な指揮を執るため?

・「A社での経験のなかった」ってことは、3代目が統括することで新たな文化が持ち込まれて組織活性化

・あとは単純に「3代目がデザインの経験があった」から「強み獲得で要件満たす」って感じかな?

・本文を読んで変遷やストーリーを理解しないとこれ以上はわからん。

私の回答↓

技術革新に伴う経営環境の変化に対応するため、広告代理店での勤務経験や、前職で共同プロジェクトに参画していた人脈・専門人材との接点を生かし、地域の中小企業を顧客に業務拡大し紙媒体への依存度を下げるため。

反省するエン
反省するエン

本文を読んだら思いっきり「3代目は広告代理店勤務&人脈アリ」と書いていたので拍子ぬけ。

ただし、だらだら引っこ抜いたら今度は字数の制限があって編集が難しいというイヤな問題

一応ここでも環境変化には触れておいて、勤務経験と人脈+効果でまとようとしましたが効果があまり書けなかった・・。

反省点として、前半を○○勤務経験・接点・人脈のような強フレーズへの言い換えでコンパクトにまとめて、後半の効果のところをゴリゴリ書いたほうが加点される問題なのかなぁと思いました。

おさかなさん
おさかなさん

リフレーズって勇気がいるしミスったら命取りだけど、使いこなしたら事例Ⅰはすごく締まる回答になりそうだね。

第3問(配点20点)A社は、現経営者である3代目が、印刷業から広告制作業へと事業ドメインを拡大させていった。これは、同社にどのような利点と欠点をもたらしたと考えられるか、100字以内で述べよ。

エン
エン

・ドメインを変更、ではなく拡大ってことは多角化のイメージでいいのかな?

令和元年の事例Ⅰのような、ドメイン明確で従業員のモラール向上みたいな匂いは感じないからシナジー・経営資産の分散(または適正配分)あたりのオーソドックスなところを書こう。

ストーリーの読み違えによる利点・欠点の書き間違いに注意せねば

私の回答↓

利点は、成長分野への適切な経営資源配分が行われ、新たなノウハウが獲得でき、売上の向上や経営リスクが分散される点。欠点は、培ってきたノウハウが生かせずシナジーを発揮できない点。

エン
エン

欠点が難しく、「既存事業へ従事していた従業員のモラール低下」も書こうか迷いましたがマスが足りませんでした。

また、欠点「これまでのノウハウが生かせない」を書きましたが、これはもしかしたら事故ってるかも・・

おさかなさん
おさかなさん

ノウハウが生かせた・生かせなかったは、受験生間で解釈が分かれそうだね。

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第4問(配点20点)2代目経営者は、プロジェクトごとに社内と社外の協力企業とが連携する形で事業を展開してきたが、3代目は、2代目が構築してきた外部企業との関係をいかに発展させていくことが求められるか、中小企業診断士として100字以内で助言せよ。

エン
エン

外部との連携共同開発・共同研修・人材の交流強み強化

・文面からは2代目がGOODな連携でベースを作ったから、3代目でそれをベースにさらに踏み込んで○○する。そこにA社の今後の展望・会社ニーズがはまる形か?

・A社の実現の可能性実行の可能性も考えて、今後の環境変化についての記載があればそこも使いたい。

私の回答↓

継続的な協業活動、共同プロジェクトや共同研修、人材の交流を促進し連携力を強化し、強みを持ち寄って外部とのプロジェクトチームを発足させ、新規客開拓を行う。また、協業を評価項目に追加して貢献意欲を喚起する。

エン
エン

A社の課題である新規客開拓は、外したら痛いので第5問と無理に切り分けせずにここでも書いておきました。

最後に書いた人事施策はこれじゃなくて、「内部外部の垣根を取り払った一体感の醸成」とか「連携先の人員をスカウト・採用する」のほうが良かったか。

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第5問(配点20点)新規事業であるデザイン部門を担う3代目が、印刷業を含めた全社の経営を引き継ぎ、これから事業を存続させていく上での長期的な課題とその解決策について100字以内で述べよ。

エン
エン

・デザイン部門を担うあとがま管理者の育成・採用が必要?

長期的な課題ってつかみどころが無い・・「新規客獲得のための体制づくり」のような方向性で戦略面、組織面で多面的にGOODな組織のかたちをイメージして書こうかな。

私の回答↓

新規客獲得のための組織体制づくりが課題であり、外部との連携をさらに強化しノウハウを蓄積し、管理者人材の育成を行い権限移譲を進め、地域内の中小企業以外の新規客獲得、販路拡大、売上アップを図る。

エン
エン

うーん、それっぽいことを書いてるけどなんかしっくりこない・・

というか何書いたか全然覚えてない・・・

おさかなさん
おさかなさん

なんだそりゃ!

まぁ、あるあるだね。おつかれさま!

問題用紙への書き込み↓

エン
エン

問題用紙への書き込み回答用紙への記入4色ボールペン1本で行っています↓

事例Ⅱ

第1問(配点20点)2021年8月末時点のB社の状況を、移動販売の拡大およびネット販売の立ち上げを目的としてSWOT分析によって整理せよ。①~④の解答欄に、それぞれ30字以内で述べること。

エン
エン

・定番のSWOT分析、制約条件「移動販売の拡大・ネット販売の立ち上げが目的」

・大抵、Sは時間が取られる割に点が取りにくいので書きやすいところを先に埋めてしまってSは後回し

移動販売だから車両・ノウハウは持ってるのか、ネット販売はIT人材がいるか、競合市場縮小はどうか、といった捉えやすいポイントをさっさと書いて処理しないといけないな。

私の回答↓

S:移動販売のノウハウやY社とのつながり、水にこだわった製法。

W:ECサイトのノウハウが無く、主要顧客が高齢者に偏っている点。

O:豆腐丼を惜しむ声や、自宅での食にこだわりを持つ主婦層がいる点。

T:近隣のスーパーマーケットや、全国展開する豆腐ECサイトの存在。

エン
エン

制約条件や他の問題との整合性を考えて解答しました。

SWOTは、ストーリーが理解できてきた最後の5分で書きました。

ギリギリなので少し焦りますが、それぞれの欄で一番強いワンフレーズを書ければそこそこ点は入るはずなので普段からそれで訓練しています。

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第2問(配点25点)B社社長は社会全体のオンライン化の流れを踏まえ、ネット販売を通じ、地元産大豆の魅力を全国に伝えたいと考えている。そのためには、どの商品を、どのように販売すべきか。ターゲットを明確にした上で、中小企業診断士の立場から100字以内で助言せよ。

エン
エン

・文面からして、新規客獲得へ向けたもの

・「どの商品をどのように販売」「オンライン化の流れがある」からして、プロモーション(たぶんプッシュ型)の中身が重要なんだろう。

私の回答↓

自宅での食事にこだわりを持つ、子供のいる主婦層向けに、Y社と連携して「手作り豆腐丼セット」を開発する。こだわりの良質な地下水による豆腐作りや米作りの様子を動画配信し、愛顧を向上させ新規客開拓。

手作り豆腐丼セット動画配信

攻めた回答をしたね・・

エン
エン

豆腐丼の魅力に炊き立ての新米出来立ての豆腐の記述があったので、米作りのY社との連携は妥当性があるかなと考えました。

動画配信は言葉足らずになってしまいましたが、好評である収穫イベントをオンラインで行って産地への愛顧向上を狙う、みたいな意図で、連携先のY社にはECのノウハウがあるため実行可能かなーと考えて書きました。

後悔は無い、どころか本試験のプロモーションで動画配信って書いたったー!って感じで最高です。

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第3問(配点30点)B社のフランチャイズ方式の販売において、置き配を導入する場合に、それを利用する高齢者顧客に対して、どのような取り組みを実施すべきか。中小企業診断士の立場から(a)フランチャイザー、(b)フランチャイジーに対して、それぞれ50字以内で助言せよ。

エン
エン

1次知識を問うてきて配点30点(!)なので、明らかに事故を誘ってきている問題。

・対象が高齢者顧客に限定されているので、彼らのニーズに合ったこと+知識を列挙して少しでもパーツ加点をもぎとらないとな。

私の回答↓

(a)チラシ作成、収集したニーズに基づくサービスの提供、電話による顧客とのコミュニケーションやニーズの収集。

(b)電話番号を記載しておき、電話を通じて顧客と双方向の交流を深め、関係性を強化し、ニーズを収集し、チラシを配布。

エン
エン

置き配をイメージしてチラシは妥当性があるだろうなとは思いますが、あとは微妙。難しかったです。

高齢者は電話しかダメ!の記載があるので電話で何かするんだろうけど、それが本部がやるべきことなのか、配達員がやるべきことなのかもよくわからなかったです。

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第4問(配点25点)B社ではX市周辺の主婦層の顧客獲得をめざし、豆腐やおからを材料とする菓子類の新規開発、移動販売を検討している。製品戦略とコミュニケーション戦略について、中小企業診断士の立場から100字以内で助言せよ。

エン
エン

「だなどこ」で書くのか、製品戦略は〇〇でコミュニケーション戦略は〇〇で書くのか迷うな・・・

・スラック資源とニーズを結びつけて、そこに+知識で組み立てて無難な解答にしよう。

私の回答↓

食にこだわりを持つ主婦層向けに、京都での修行経験や、人気和菓子店の店主との連携により、高付加価値な菓子類の開発を行いブランド価値を向上させ、デモ販売により関係性強化及び愛顧の向上と新規客開拓、口コミの誘発。

エン
エン

京都仕込みの人気菓子店店主はコラボするならここだと思いました。あとはコミュニケーション戦略系の定番の知識をゴリゴリ書いておきました。

ボタンの掛け違いによる大事故が起きていないことを祈ります・・

去年はそれが原因で事例ⅡD判定だったしね

問題用紙への書き込み↓

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事例Ⅲ

第1問(配点20点)革製バッグ業界におけるC社の(a)強みと(b)弱みを、それぞれ40字以内で述べよ。

エン
エン

・C社の強み〇〇技術・一貫体制、他社や業界平均とは違う設備保有資格保持者や熟練職人の存在、であることが多いからそこをチェック。

弱みの筆頭候補は依存度の高さ、あとは事例に応じて納期遅延在庫パンパンでコスト改善が課題っぽかったらそこを書く。

・事例Ⅰと同じく適度にリフレーズして書いても(たぶん)OKだからキーワードをたくさん書くようにする。

私の回答↓

(a)加工工程の拡大と加工技術の向上を進め、一貫受注生産体制を持ち、熟練職人を擁する点。

(b)欠品や過剰在庫の発生、企画・開発経験が少ない点、若手職人への技術承継が停滞している点。

エン
エン

強みは他にも、

自社ブランドを持つ点

独自のウェブサイトを持つ点

自社ブランド製品の修理まで行っている点

弱みは、

売り上げの8割が低価格品の生産委託

あたりを書こうか迷いましたが、設問との整合性や文字数あたりの得点効率を考えてこんな感じにしておきました。

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第2問(配点30点)バッグメーカーからの受託生産品の製造工程について、効率化を進める上で必要な(a)課題2つを20字以内で挙げ、それぞれの(b)対応策を80字以内で助言せよ。

エン
エン

・配点高いな。

・製造工程のグダグダになっているところを理想的な姿とのギャップをイメージしてうまく解答用紙に表現しなきゃいけない、私が苦手なタイプの問題。。。

・リードタイム?納期遅延?頼むから、わかりやすく根拠が書かれていますように・・

私の回答↓

(a)全社管理による在庫適正化と欠品の撲滅

全工程一貫の生産計画を納期基準で立案し、生産統制を強化し、納期情報や在庫情報を全社共有する。また、調達計画と生産計画を連動させ適正在庫維持と欠品を撲滅する。

(a)資材発注の適正化

全社的管理による適正在庫維持を行い、調達を一元管理する。また、納品までの期間が長い資材については見込み発注を行い、生産計画の変更作業を減らす。

エン
エン

とりあず欠品過剰在庫がいっぱい発生してるようなのでそこを書いておこうと思いました。

生産計画の話ばっかり書きましたが、「OJT・標準化でばらつき無くして手直し作業削減」とかを書いたら良かったのかな?

まるまる吹っ飛ばしたかもしれない問題が配点30点なことに震えています。

初見でこの手の問題をモレなく、ダブりなく書ける人ってマジですごいよね・・

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第3問(配点20点)C社社長は、自社ブランド製品の開発強化を検討している。この計画を実現するための製品企画面と生産面の課題を120字以内で述べよ。

エン
エン

・この手の問題は、何を書くかよりもどういった文章構成にするかが難しいんだよなぁ。

・「製品企画面の課題は・・」と「生産面の課題は・・」を120字以内で書くと文字数の限界が来てよくわからない文章になりそう。

私の回答↓

新製品の企画・開発力の強化と若手職人への技術承継が課題であり、外部と連携した研修を行う。また、熟練職人と若手職人をペアで業務にあたらせ、業務を通じたOJTを進め、熟練を要する全体縫製や負荷の大きい修理作業の技術習熟をすすめ、出来栄えのばらつきを無くす。

エン
エン

熟練者とのペアOJTは、次の第4問でも書きました。製品企画・開発面は「経験が少ない」の記載があったので、「経験をさせる」方面で考えろってことなのかなぁと解釈し、外部研修にしました。

ここで無理をして、「企画力や開発力に関する勉強会やマニュアル作成」とかへ掘り進めるよりも、この問題の肝になっていそうな「熟練者から若者への全体縫製の伝授」を、この設問ではしっかり書いたほうが良さそうだと判断しました。

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第4問(配点30点)C社社長は、直営店事業を展開する上で、自社ブランド製品を熟練職人の手作りで高級感を出すか、それとも若手職人も含めた分業化と標準化を進めて自社ブランド製品のアイテム数を増やすか、悩んでいる。C社の経営資源を有効に活用し、最大の効果を得るには、どちらを選び、どのように対応するべきか、中小企業診断士として140字以内で助言せよ。

エン
エン

・どちらかが正解で、どちらかが間違いという問題では(おそらく)なく、事例を通した一貫性実現・到達の可能性を考えて書ければちゃんと点は入りそう。

後者は良さそうなフレーズが並んでいるけど、アイテム数を増やすのは実現の可能性が微妙な気がするのと、ブランド価値の希釈化が起こる可能性もある気がする・・。あとは、アイテム数を増やしたいという会社ニーズが本文中に書いていなかったのが気になる。

・まくら言葉に「直営店事業を展開する上で」っていう制約条件があるので、ここはたぶん重要

直営店が論点になる時の戦略・製品づくり系の問題だと大抵、ブランド価値向上高付加価値ってイメージ

・この事例企業に必要な「最大の効果」は、売上高や利益よりもブランド価値向上な気がする。

私の回答↓

熟練職人の手作りで高級感を出し、製品を高付加価値なものにする。加工技術のさらなる向上を進め、熟練職人と若手職人をペアで業務にあたらせ、業務を通じたOJTにより全体縫製や修理作業工程での技術承継を行い、売上向上、単価アップ、またブランド価値の向上を図る。

エン
エン

リスクヘッジで色々書こうか迷いましたが、140字因果でまとめるタイプの問題なので、読みやすさも考慮して整合性を優先しました。

はやくふぞろいを買って他の方が何て書いたのか読みたいですね~。

なんか事例Ⅱっぽかったよね、この事例Ⅲ

エン
エン

製造工程の図や在庫のグラフなんかも無かったし、よくあるC社とは雰囲気が違うなぁと感じましたね。

問題用紙への書き込み↓

エン
エン

↑「撲滅」の「撲」の字が出てこなくて言い換えする語彙力も無くてテンパっているの図

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事例Ⅳ

エン
エン

事例Ⅳについては、問題文・設問文簡略化して書いています。

今回の問題はやたら文章量が多いからね

第一問(配点30点)D社と同業他社を比較して経営分析を行い、優れている点を2つ、課題となる点を2つ書き、同業他社と比較した財務的特徴と課題について80字以内で述べよ。

エン
エン

GOODを2つBADも2つ書かせる変則パターンか

「収益性」「効率性」「安全性」から1つずつ持ってきて、「安全性」「短期安全性」「長期安全性」で分けて答えて4指標・・みたいな構成かな?

「収益性が悪い」「人件費がかさんでる」の文言から営業利益が悪いのは確定っぽいな。

財務的特徴課題を書くのだから、〇〇に見合った売上確保が課題である。みたいな文章にすれば整いそうかな。設備投資に対する効率や、資本構成にも着目か?

私の回答↓

優れている指標:売上高経常利益率:0.50(%)

優れている指標:棚卸資産回転率:25.79(回)

エン
エン

売上高経常利益率は改めて計算してみると、なんと同業他社よりも悪い指標でした。

いやいや、大事故すぎるやろ・・!

原因は?

エン
エン

他の3指標を先に書いて、あと1指標がわからなかったので片っ端から計算し始めてしまい、挙句の果てに計算ミスで悪い指標を良い指標のところに書いてしまったんです。

こんなことも起こるんやね・・

疲れや緊張も相まって、事例Ⅳは何が起こるかわらんね。

課題を示す指標:売上高営業利益率:0.32(%)

課題を示す指標:固定比率:346.88(%)

エン
エン

安全性の指摘は素直に負債比率で良かったかもしれないですね。

本文のストーリーと相まって、ちょっと引っ張られてしまった感はあります。

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第2問(配点30点)セミセルフレジからフルセルフレジへの取替投資、キャッシュフロー、現在価値法による採否

エン
エン

・文章量多すぎ・・!

・時間をかけてじっくりやれば難しい問題ではなさそうだけど、本試験中に正答を導き出すのはかなり厳しいだろうな・・

計算過程で加点されそうなポイントを丁寧にアピールして、1点でも上積みしよう。

私の回答↓

(設問1)220,000,000円

(設問2)結論NPVが負であるため投資すべきではない

計算過程においてアピールしたのは、取替により生じる税金の調整・原価係数を使っている点・NPVが負である点、です。

(設問3)白紙で提出※時間切れにつき、普通にセミセルフレジを買った場合の8割くらいの金額をあてずっぽうで書いておきました。

エン
エン

頑張って余白スペースに線表を書いていたのですが、文章の読み取り自体も難しく、税金の調整はどのタイミングで行われるのかもよくわからなくなってしまいました。

単位が””なのも罠感あるね

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第3問(配点20点)魚種Xの養殖事業に関するCVP分析の問題

エン
エン

設問1はなんとか書いてあることがわかるけど、設問2は何が書いてあるのかよくわからん・・

私の回答↓

設問1:32,143(kg)

設問2:※計算過程損益分岐点売上高の公式か何かを書いた記憶はあるけどほぼ白紙状態で提出

エン
エン

正答かどうかは別として、設問1は同じ回答を書いた人私以外にもがそこそこいそう(だと信じてる)。

小数点の切り上げ・切り下げミスが無いことを祈ろう・・

CVPも簡単な問題が出題されなくなってきたねー

第4問(配点20点)移動販売事業を廃止してネット通販事業に一本化する。(設問1)一本化することによる短期的なメリットを財務指標をあげながら40字以内で述べよ。(設問2)移動販売事業の継続が企業価値の低下には必ずしもつながっていない理由を推測して40字以内で述べよ。

エン
エン

設問1は経営分析との整合性も考えて解答しよう。

・最後の設問2は、逆に財務指標を全く使わずに答えるタイプの問題。丁寧にフレーズをいれて得点源にしなければ・・!

私の回答↓

(設問1)販管費が削減され収益性改善、有形固定資産回転率の改善による効率性・安全性が改善。

エン
エン

・時間も無く疲れていたので列挙気味になりましたが、販管費削減で収益性改善は絶対書かないといけないと思いました。

短期的なメリット⇒短期安全性?って感じに連想して、抽象度を上げて安全性の改善にも触れておきました。

(設問2)買物弱者である高齢者の救済は地域への貢献になり、好意的口コミを誘発する。

エン
エン

地域貢献・CSR・ホスピタリティみたいなことを書かせようとしている問題なのかなぁと思いましたが、頭がまわらなくなっていたので好意的口コミに逃げちゃいました。

こういう問題って事例Ⅳでけっこう出るけど案外配点が高いからめっちゃ重要だね

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問題用紙への書き込み↓

エン
エン

↑途中でクラッシュしてしまった設備の投資計算問題の線表

まとめと感想

※作成中※