仕事をしながらFP3級に独学1ヶ月で一発合格した私の勉強法と攻略法

こんにちは、エン(@en_aquaponics)です。
先日受験した3級ファイナンシャルプランニング技能検定(通称:FP3級)に見事、合格しました。

このページでは、
・フルタイムのサラリーマンで
・子育て世帯で
・なるべく時間もお金もかけずに
FP3級独学1ヶ月で一発合格した私の勉強方法を書き残していこうと思います。
ちなみに私は日商簿記検定3級、ビジネス会計検定3級、所得税法検定2級、ITパスポートなど、同難易度の資格をいくつか所持していますが、これらの資格を持っていない、資格勉強なんてしたことないという方でも何の問題もありませんのでどうぞご安心ください。

[ad]

無料の学習サイト「過去問道場」が秀逸すぎる

資格勉強って、参考書を買ってテキストを読んで理解して、問題を解いて、過去問に挑戦して・・・という流れで進める方が多いと思うのですが、このFP3級試験に関しては「いきなり過去問から始める」というのが圧倒的に時短になって、かつ合格への近道です。
FP3級過去問道場というサイトがあるのですがこれが神サイトでして、スマホでも閲覧しやすい上、過去10年分くらいの過去問とその解説が載っていたり、論点ごとに集中的に勉強できたり、この手のサイトにありがちな「会員登録」なんかがいらないのでめちゃめちゃ使えます。ちなみに全て無料。
→FP3級ドットコム過去問道場のサイト

FP3級の試験問題は同じような問題が何度も出題される傾向があるので、とりあえず過去3年分くらいの過去問を何周かすることを目標にします。
留意しないといけないのが、ここではひとつひとつの論点を深追いせずに、丸覚え式で解いていくことです。「用語」や「問われかた」に慣れることにもなります。

きんざいかFP協会かは開催地で選ぶ

FP試験を受験しようと概要を調べていくと必ず起こる疑問が「きんざいかFP協会か」ですが、問題の難度や論点の違いについては誤差レベルで、大きく違うところは開催する会場の数です。
私が受験した令和5年時点ではFP協会で受験するよりもきんざいで受験する方が受験会場が多く選べ、より自宅から近い会場を選ぶことができるのできんざいで受験することをオススメします。
自宅から極端に遠いところが会場だと、その分早起きしなくてはいけないし移動で疲れたりするので効率が悪くなりますからね。
また、私は選択科目を「個人資産相談業務」にしましたが、これもなんでもいいと思います。
科目ごとの合格率なんかを調べる時間はもったいないので、これでいくって決めたらさっさとその科目の過去問道場を回し始めるのが合格への近道です。

1粒で2度美味しい頻出論点を集中的に攻める

私もフルタイムのサラリーマンなので日中は忙しく、休日は家族とおでかけすることも多いのでなかなか満足に勉強する時間は確保できませんでしたが、その限られた勉強時間で合格するために、効率的な勉強をする必要がありました。
FP3級での効率的な勉強法というのはズバリ、午前と午後の両方で確実に問われる内容を集中的に勉強する、だと思います。
これも先述した過去問道場等で実技試験の過去問を確認すればわかりますが、例えば私が受験した「個人資産相談業務」だと、架空の一家のデータが与えられ、扶養控除や年金の知識なんかがよく問われます。
実技試験という名前に面食らってしまいがちですが、使う知識は午前に行われる学科試験となんら変わりません。
なので、こういった学科試験と実技試験の両方でよく問われている論点を集中的に勉強するのは非常に効率的。
多少の予備知識がある方ならむしろ実技試験から始めて、出題形式に慣れてしまう方がいいかもしれません。
ちょっと慣れてくると、問題文に架空の一家のデータが与えられた時点で「あぁ、どうせこの論点を問うてくるんだろうな」って感じに、設問の予想もできるようになります。

もし、勉強の時間が取れそうなら

少し時間を取れそうならテキストを購入して、お金に関する知識を習得しながら過去問を解くのもオススメです。

結局あまり使いませんでしたが、私もAmazonで中古品の参考書を書いました
こういった参考書を買う時に注意しないといけないのが、なるべく新しい年度のものを買うこと。
法改正なんかが多いので、あまり古いとまるで使い物にならなかったり、間違った知識が定着する恐れがありますからね。
また、時間が取れそうなら頻出論点以外に、自分が興味のある領域の勉強をするのも良いと思います。例えばお家を買う予定のある方なら「建蔽率や容積率」「フラット35」なんかは興味のあるところだと思いますし、相続問題を抱えている方なら相続、といった感じですね。
興味のあることなら吸収も早いですし、これも良い勉強法だと思います。

ちなみに私は「タックスプランニング」と「相続・事業継承」に興味があったのでしっかりめに勉強していましたが、これが合格にもしっかり寄与してくれました。

まとめ

まとめると、
・きんざいで近くの会場を探して申し込む
・過去問道場で過去3年分くらいを何周か回す
・実技でもよく問われる論点を集中的に勉強
・興味のある論点でさらに加点
といった感じです。
たった1ヶ月で独学でほんとに合格できるの?と疑問な方もいるかと思いますが、FP3級はあまりダラダラ勉強していても知識が抜けていって逆に効率が悪いので、隙間時間や寝る前学習などで短期間で仕上げてしまうほうが、かえって合格に近づくんじゃないかなぁというのが私の感想です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これが合格への一助になれば嬉しいです♪