イチボは牛のおしりにあたる部位。
ランプとくっついている希少部位です。
サシが割と入ってくるのと、独特の風味でおいしいです。
ローストビーフにする予定は無かったのですが、良い品物のモモが入荷していたので
作ってみました。
(今回は友人宅への差し入れ用なのでパックにぎゅうぎゅう詰めです)
F1と呼ばれる交雑牛のイチボを使用。
サシはそんなに強くはなかったですが、とにかく赤身の色がよく
脂もねっちょりしていて良さそうだったのでチョイス。
今回は背脂は5mmほど残して調理していきます。
ここの脂と赤身の間のスジはかなり薄く、噛んでも全く不快ではないので残しました。
別々の2軒へ持っていくので、2分割。
チューブのにんにくをけっこうたっぷりと塗ります。
にんにくを塗ったら、塩コショウorクレイジーソルトをたっぷりめにまとわせる。
私はいつもクレイジーソルト。
香草が入っているだけでなく、塩自体もおいしいんですよねクレイジーは。
生牛脂でしっかり高温で焼いていきます。
脂がすこし縮んでますね。
網に乗せたらコンベクションオーブンへ。
この日は250℃で20分くらい。
焼き上がり。
少し目減りして小さくなります。
粗熱を取って冷蔵庫で少し冷やします。
切って完成。
端っこはサイコロカットに。中に脂が噛んでくれているので、全然やわらかかったです。
残した脂もいい感じでした。
ついついパサパサになりがちなローストビーフですが、こうやって適度に脂を残してやると、ソースが無くても食べれるくらいにジューシーに仕上がりました。
完成。
交雑牛のイチボのローストビーフ(背脂5mm残し)、★5です。
ここぞという時にまた作っておもてなししよう。
それにしても、
そろそろコンベクションオーブンで作るのも慣れてきて新鮮味が無くなってきてしまった。
味付けもにんにく&クレイジーソルトばかりだし、少し新しいのに挑戦してみようと思う。
クックパッドで一時期話題になっていた湯煎でも試してみるかな。
あとはなんちゃってグレービーソースの開発もしたい。