こんにちは、先日コンパクトカーから型落ちのヴェルファイアに乗り換えたエン(@en_aquaponics)です。
このページでは、2009年〜2015年までに製造されたALPINE(アルパイン)製ナビが謎の再起動を繰り返す問題の解決方法を、写真と画像でわかりやすく解説していきます。
はじめに
なぜ私がこの問題を解説しているかと言うと、私自身も買い換えたヴェルファイアに当該アルパイン製カーナビが搭載されており、納車直後から再起動現象が発生していて随分悩まされたのです。
対策を施せば再起動はしませんので、アルパイン製ナビの再起動問題に悩んでいる方、どうか早まってカーナビを買い替えたりせずに最後までお読みいただき、ナビの更新作業にチャレンジしてみてください。
アルパイン製ナビの再起動問題とは?
詳しくはアルパインの公式ページに書いていますが、FM多重放送というものがあり、それの通信の量が増えすぎたのかなんなのか、詳しくは私もよくわかっていないのですが、とにかくそいつが悪さをしているんだそうです。
気になる方は「FM多重放送とは」で、調べてみてください。
必要なもの
まず必要なのはSDカード。
ただし最近の「SDXC」とか「SDHC」といった規格のものは使えないので注意を。
私もメルカリで探して、わざわざ2GBの「SD」規格のものを500円くらいで購入しました。
※公式ページにはSDカードかUSBメモリを用いてと書いていますが、ここではSDカードでの方法を解説していきます。
また、今回私はパソコン本体のSDカードのリーダーが壊れて読み込んでくれなかったので、こういったアダプタを購入しました。
SDカードをズボっと挿して、USBメモリのようにPCに挿して使うのですが、これがなかなか便利。
もともとSDカードスロットが付いていないノートPCなどにも必須ですね。
裏側にはマイクロSDの差し込み口もあります。
滅多に使うことはないですが、もしもの緊急時には役立ちそうです。
公式ページから更新プログラムをダウンロードする
2009年〜2012年までのモデルと、2013年〜2015年までのモデルとではダウンロードする更新プログラムの中身が違うようです。
→2009年〜2012年モデルはこちら
→2013年〜2015年モデルはこちら
※ここでは、私が更新した2011年モデルの8型ナビ「VIE-X088V」で解説していきます
ダウンロードボタンを押し、保存する場所を指定できるので、用意したSDカードへ保存します。
保存したファイルは「ZIP(圧縮ファイル)」なので、ダブルクリックで適当な場所に解凍。
その中身のフォルダ全てを、SDカード内にドラッグ&ドロップ。
SDカードの中身がこんなかんじになっていれば大丈夫です。
ダウンロードした圧縮ファイルは、入っていても入っていなくてもどちらでも大丈夫だと思います。
解凍された「BDAJ・・」ではじまる6つのフォルダが必要なので、6つ全てがSDカード内に入っているのを確認すると、パソコン作業は終了。
SDカードを抜いて、車へゴー。
SDカードをカーナビへセット
車のエンジンを始動させ、SDカードを挿します。
すると勝手に更新プログラムを認識してくれ、こんな感じの表示が出てくるので「はい」を選択。
あとは自動でアップデートしてくれるのでひたすら待ちます。
だいたい20分程度で更新されて勝手に再起動してくれるので、適当にドライブしたりコンビニで休憩しておくといいです。
エンジンを切ってはいけないので、時間に余裕を持ってやりましょう。
SDカードの用意までがけっこう大変
といった流れで、私は無事にアルパインナビのエンドレス再起動から解放されました。更新が終わればSDカードは抜いてしまって大丈夫です。
この作業自体はとても簡単なのですが、SDカードの規格に指定があってそこが一番の難所でしたね。
今回、12年落ちの中古車についていたナビだったので、最初は「故障かな?」と思ったのですが、ネットで型番を入れて調べてみるとけっこう同じ現象に悩まされている方の報告やブログがヒット。
もし機械に不具合が出たら、型番を入れてネットで調べたら意外な原因とその対策が見つかるかもしれませんね、勉強になりました。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
カーナビの買い替えを覚悟しました・・