顔出し無し・声出し無しのYouTubeチャンネルを5年間運営してみてわかったことを書いていく

こんにちは、エン(@en_aquaponics)です。

私の運営するYouTubeチャンネル「エンのDIYアクアポニックスと水耕栽培」が、動画を投稿し始めてから丸5年が経過しました。

2022年10月現在のチャンネル登録者数は「6720人」

エン
エン

いつも動画を観てくれてありがとうございます。

さて、私のチャンネルの最大の特徴「顔出し無し・声出し無し」であることなのですが、5年間もその条件下で動画を投稿していると色々わかってくることや気づきがあったので書いてみます。

「YouTubeを顔出しや声出し無しで始めてみたいな・・」という方の参考になれば嬉しいです。

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基本的には「不利」である

再生数や登録者数、そしてゆくゆくは収益化をしたい!と考えるなら、基本的には顔出し無し・声出し無しのチャンネルは不利だと思います。

いきなりバッサリやね

エン
エン

ほんとにそう思うからね・・

不利というのは、同じようなジャンル・同じような内容の動画がいくつか並んだ時に、視聴者に選択される可能性が低いあるいは優先順位が低くなる、といった意味合いです。

私の運営する「エンのDIYアクアポニックスと水耕栽培」は、いわゆる栽培系動画が中心なのですが、このジャンルでもやはり顔出し・声出しが圧倒的有利だと思います。

家庭菜園やベランダ菜園を始めたい方が知りたいのは「ノウハウ・ハウツー」です。

「トマトの育て方」とか「初心者にオススメの野菜はこれ」みたいなやつね

エン
エン

そうそう

栽培系動画界隈を見ても、プロ農家やプロの家庭菜園愛好家みたいな人が顔出しして声出しして、実際に動画で実演してくれて目からウロコのスーパーノウハウを無料でドッカンドッカン出してくれています。

顔や声がわかると視聴者としても愛顧心が沸き、コメントが増え、結果的にインプレッション数が上昇するので、再生数や登録者数増が加速する、という流れです。

もし自分が同じような知識を持っていたとしても、顔出し無しや声出し無しで、テロップのみで戦うとなると圧倒的に不利なのは明白ですね。

栽培系動画界隈だけに限らずですが、視聴者が「ノウハウ・ハウツー」を調べるために見ることが多い動画ジャンルで伸びているチャンネルは、人柄やしゃべりかたや表現力、また編集スキルで差別化されていることが多いです。

よーく見比べたらノウハウ部分はほとんど一緒なことが多いよね

エン
エン

ほんとそれ!

制限によって磨かれるスキルもある

と、ちょっとネガティブなことを書いてしまいましたが、顔出し無し・声出し無しによって撮影スキルはかなり上がると思います。

ここでの撮影スキルというのは単純なカメラ的なスキルではなく、ターゲット層やニーズを意識したカメラワーク、みたいなところです。

ハウツー系の動画で「もっと手元を写してほしい」とか「実際に作業をしてるところをもっと見せてほしい」とか思ったことがある人は多いと思います。

顔出し無し・声出し無しという制限があると、ここに特化できる(するしかなくなる)ので、それが繰り返し視聴やコメント欄のQ&Aにもつながったりします。

ハウツー要素を減らしてVLOG寄りに

ハウツー系以外は?

ハウツー系以外で顔出し・声出し無しとなると、やはりVLOG系かなぁと思います。

家庭菜園などの栽培系動画でも、ハウツーではなくVLOG要素多めにすれば、食への関心の高まりなどもあって再生数や登録者数は増えそうです。

ノウハウはプロ農家やプロの家庭菜園YouTuberさんから拝借してきて、それを実践してひとつの作品に仕上げる、という流れですが、ノウハウ要素の割合を減らせば減らすほど、ひとつの映像作品としての完成度が高くないときびしいとは思います。

日本ではないですが、中国のYouTuber「李子柒 Liziqi 」さんのチャンネルがわかりやすいかと思います。

完全に「映像作品」やね

エン
エン

ここまでいくともうファンタジーの世界ですが・・

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顔も声も出さないのなら誹謗中傷もこわくないぞ

誹謗中傷が怖いという方にも、顔出し・声出し無しチャンネルはオススメです。

どうせ顔も声も出さないので、もしも心無いコメントやDMが来たとしてもダメージは少ないです(といってもほとんど来ませんが)。

「これはチャンネルの人格に対するものであって私自身とは関係ないのだ」みたいに割り切ってしまえるので、精神衛生上かなり良いと思います。

いざとなったらプロバイダ責任制限法の開示請求だぜ!

・・とにかく、チャレンジしてみないことには何も始まらないので、「YouTube、やってみたいぞ!」という方はとりあえず顔出し無し・声出し無しで始めてみてはいかがでしょうか?

私はあまり詳しくないですが、ゆっくりボイスなんかの機械音を使うというパターンもありかもしれないですね。それではまた。

エン
エン

私がYouTube用に使っているSONYのVLOGカメラについてはこちらをご覧ください↓