ご訪問ありがとうございます、先日コンパクトカーから20系前期ヴェルファイアに乗り換えたエン(@en_aquaponics)です。
このページでは、20系のアルファードやヴェルファイアに使われている「2AZエンジン」のオイル異常消費問題について解説していきます。
大丈夫。私もちょっとクルマが好きなだけの素人なのでそこはご安心を。
2AZエンジンのオイル異常消費問題
オイルの異常消費とは?
トヨタの2.4リッターエンジン「2AZ-FE」の中には、エンジンオイルが異常に減ってしまう(ガソリンと一緒にたくさん燃えてしまう)個体があり、これは都市伝説とかオカルトではなく、実際にトヨタから告知がされています。
詳しく知りたい方はこちらのトヨタ公式のリコール情報をご覧ください。
「異常消費」ってことは「異常じゃない消費」もあるの?と思った方に簡単に説明すると、どんなクルマでもエンジンオイルはちょっとずつガソリンと一緒に燃えて減ります。
エンジンオイルの役目は、エンジン内部の熱を奪ったり、金属同士の摩擦を軽減したりと様々。
まさに潤滑油といった役割で、このエンジンオイルは交換しないと真っ黒に汚れることは皆さんよくご存じだと思いますが、さらに交換せずに車を酷使すると、どんどんオイルが減っていって最後にはオーバーヒート・・という結末に。
私も若い頃、オイル交換せずに4万キロくらい走っていたらオイルの警告灯が光り、かなり焦った記憶があります。
2AZ-FEエンジンを載せている車種はけっこう多い
私もヴェルファイアの購入を考えていた時にYouTubeを漁っていたら、たまたまコメント欄で「2AZエンジンのオイル異常消費」のことを知ったのですが、このエンジンを積んでいる車は実はけっこう多いんです。
トヨタ公式ページによると、
- エスティマ
- RAV4
- ヴァンガード
- マークXジオ
- アルファード
- ヴェルファイア
- ブレイド
- カムリ
- エスティマハイブリッド
- SAI
が対象とのこと。
(よく見かけるクルマばっかりやん・・!)
ただ、ヴェルファイアに関していえば、「なんか年式とかエンジン形式とかよくわかんねーし調べるのも面倒だぜ」って方は3.5リッターのV6エンジンのものを買ってしまえば、そもそもエンジンが違うので安心です。
あくまで「2AZ-FE」のエンジンが対象ですからね
また、すべての車に問題があるわけではないので、詳しく書いてあるトヨタ公式ページをよくご確認ください。
オイル異常消費のエンジンかどうかの見分け方
オイルの残量をマメに確認するようにすれば安心・・・と言われればそうなのですが、どうせならオイル異常消費エンジンの車は買いたくないですよね。
そりゃそうだ
これもネットで検索するとたくさん出てきますが一応載せておくと、エンジンの型式の刻印を見るとある程度判別することができます。
エンジンの型式の【頭文字】が
1,2,3,A,B, は国内生産なのでセーフ
C,D,E,F, は中国生産でオイル異常消費
H,I,J,K, なら中国生産だけどオイル異常消費対策済み
なんだそうです。
※「G」が抜けていますが、「G」の中にはオイル異常消費のものも、対策済みのものもあってややこしい(というか私もよくわからない)ので割愛しています。
エンジンのどこを見ればいいの?
購入しようとしている、あるいは所有しているアルファード・ヴェルファイアのエンジンの型式の確認方法は、実際にボンネットを開けて肉眼で見るのが確実です。
私も実際に、購入したヴェルファイアのボンネットを開けてみました。
写真もいっぱい撮っておいたのでこちらの記事もご覧ください↓
ただ、この2AZ-FEエンジンに関してはオイル消費対策済みのエンジンであってもオイルの異常消費が起こることがあるそうです。
天下のトヨタといえど工業製品ですし、ユーザーの乗り方・アクセルの踏み方なんかでも変わってくるのかもしれませんね。
日頃からメンテナンスをしっかりやれってことね
そういうこと!
まとめ
ガリバーなどの中古車店の店頭で、もしボンネットを開けて確認できるならエンジンの刻印は確認したほうがいいかもしれませんが、過信は禁物だと思っていたほうがよいです。
お店の人に失礼のないようにしましょう
私がそうでしたが、「最近の新車は高すぎて価値を見出せないから古い中古ミニバンをコスパよく乗るぜー」って方は多いと思うので、しっかり知識を入れてから最良の一台を探したいものですね。
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