ハバネロ栽培

形もよく色ツヤも◎。もちろん辛さも◎◎◎。
植え付け
4月18日に苗で購入、植え付け。
私が買ったのは、正式には「ハバネロ・オレンジ」。赤くはならずに、オレンジ色が完熟状態になります。
ハバネロ界ではかなり辛い部類に入るんだとか。
一緒に買った他の野菜苗たちもなかなかいい生育で、夏場の野菜ベッドをにぎやかにしてくれていました。
特に初挑戦のズッキーニは受粉作業や支柱の入れ方に加え、(かなりデカくなるので)野菜ベッド上のレイアウトの重要性などとても勉強になりました。


バジルみたいですね。
私のアクアポニックス環境についてはこちらをご覧ください↓
植え付けから2週間ほどたち、他の作物が順調に生育する中、

左下に鎮座するハバネロはほとんど変化なしでした。
かといって枯れるでもなく、花を咲かせるでもなく、葉の色も特別悪いでもなく・・・。
よくわからないマイペースな子として静かに野菜ベッドの隅で暮らしていました。
成長期
6月。野菜ベッドはズッキーニが最盛期!
ズッキーニの初収獲に熱狂していた私をよそ目に、ハバネロはこっそり成長していきます。

ハバネロも密かに若葉をのばしています。


そして7月に入り、ついに実をつけます。
気温の上昇がポイントっぽいですね、ハバネロは。
やはり暑い国のものだからでしょうか。
最初は干しブドウくらいの大きさなのですが、

それが、

こうなりました。
かなりでかくなって、不気味にテカテカしていますね。
枝も葉もどんどん増えていきます。
このタイミングで過密気味だった野菜ベッドをリニューアル!
昨年も栽培していて要領がわかっていたナス類はプランターへ移し、面白くなりそうなこのハバネロに注力することにしました。

葉が広範囲に広がっています。
ハバネロ初収獲&実食
この野菜ベッドのリニューアルが分水嶺だったように思います。
これを機にハバネロは、 野菜ベッドリニューアルのタイミングで新たに一緒に植えた白丸ナス(右側の2本)と共に超成長します。


辛そう~!!!
※ハバネロを収穫し、実際に食べてみました!
目に入ると失明することもあると言われる超危険食材のレポートはこちらです↓↓↓
最盛期
9月末、収量も樹勢もピークに。



受粉はミツバチとアリがしてくれたみたいです。


針金を使って強引に下の方に枝を引っ張ります。
こうすることで多くの葉に光が当たります。

アクアポニックスとの相性は?
良いと思います(テキトーに挿してるだけでもすごくよく育つという意味で)。
ピーマンがそうであるように水の管理がとても重要で、(水を)与えすぎても絶ちすぎてもうまく育たないタイプの作物だと思うので、それがちょうどサイフォンの間欠と合っているのかなぁと予想しています。
同じような環境、システムでトウガラシやししとうを栽培している方も、この類は不思議とよく育つとおっしゃっていました。
ただ、お察しの通り需要が少ないものなので、あんまり成りすぎても困ります笑
もうちょっと辛さがマイルドだったらサルサソースとかに使えていいと思うんですけどね。
だからといって収獲せずにそのままにしておくと、魚タンクへ腐った実が落ちて大惨事になるので注意です。
3度目の冬へ向けて
さて、この時期になると冬へ向けて計画的に動いていかなくてはいけません。
例年、冬場は根だけ残したネギを野菜ベッドに挿しておく、いわゆる「再生ネギ」が主力なのですが、これはちょっと飽きてきたので今年は再生ネギは数を減らし、 春菊とミニセロリをメインに育てることにしました。

現在の野菜ベッドはハバネロと白丸ナスがまだまだ盛りなので、彼らの邪魔をしないようにちょっとずつ冬仕様に切り替えていこうと思います。
夏苗が終わる絶妙なタイミングで、スポンジ芽出ししていた冬苗とスイッチ!
・・・できたらいいのですがそんなにうまくいくかどうか。

もし春菊やミニセロリがうまく育たないようであれば、その時はスイスチャードに切り替えます。
これも、育てやすいのでアクアポニックス界では冬の定番ですね。
でももし、それでもダメだったら・・・・
その時は、スーパーの値引き品コーナーにネギを買いに行きます!
