こんにちは、実家の玄関先にアクアポニックスを自作したエンです。
この記事では、私が自作して屋外設置しているアクアポニックスの秋~冬にかけての切り替え作業について書いていきます。
パパイヤを撤去する
さて、寒くなってくるとアクアポニックスも冬準備。まずは夏場に植えていたパパイヤを引っこ抜きます。
残念ながら実をつけることはなかったですが、それでも長期間楽しませてくれたので満足しています。
バットのように太くなったパパイヤの幹をつかんでユサユサすると
抜けました。
写真を見てもわかるように、根の生育スペースが全然足りてないんですよね。パパイヤのパワーを受け止めるにはもっと大容量の野菜ベッドが必要みたいです。
あと、もっとたくさん植えないと受粉できなくて実が付かないんだと思います。
パセリを植える
パパイヤの残渣を取り除いたりハイドロボールを盛り直したりして
パセリを植えていきます
はじめの頃は気になりませんでしたが、栽培が終わった野菜を引っこ抜く時にハイドロボールが一緒についてきて、何年も使っていると野菜ベッドからだんだんハイドロボールが減ってくるのが悩み。
↑2018年の5月にYouTubeに投稿した動画を見返すと、野菜ベッドには溢れるほどのハイドロボールが確認できます。ちょい足しすると色んな種類が混ざるので、高品質で大きさが揃っている大容量タイプを使うのがオススメです。
ポンプに異物対策のカバーを装着してみた
ちょうど同じタイミングでポンプが故障したので予備に取り換えることにしたのですが、あることに気づきます。
「故障頻度が高すぎる」
Amazonの注文履歴を見てみると、ちょうど半年に一度故障して交換していることがわかりました。ベランダに設置している水耕栽培装置にも同じポンプを使っているのですが、こっちは2年以上酷使しているにもかかわらずギュンギュン水を吸い上げています。
なにが原因か考えてみたのですが、思い当たるのはやっぱりこれ↓
藻やゴミがプロペラ部分に入り込んでモーターが過加熱されていたんですね。
ということで対策。使い古しの洗濯ネットとダイソーで売っていたプラカゴを使って簡易のフィルターのようなものを作ってみます。
スリット入りのプラカゴを
水切りネットの中にイン
新しいポンプをその中へ
完成しました
洗濯バサミでホースを固定して作業終了
しばらくはこれで様子見。自作アクアポニックスはこういった試行も面白さのひとつだと思います。
今年はヒーターなしの無加温飼育に挑戦
さて、例年なら11月頃からヒーターのスイッチを入れて魚の活性維持に努めるのですが今年は無加温でいくことに。
昨年、シーズン途中でヒーターが故障してしまったのですがその時にふと、「冬は無理に加温せずに冬眠してもらうか」と考えてそのままノンヒーターで冬越えをしました。
趣味でやっているアクアポニックスなら生産性を考える必要も無いですし、むしろこれが自然に近いかたちだから魚にとっても良いのでは?と考えるての判断です。
その後
さて、植え付けから2週間ほど経ったパセリがこちら↓
一部、色が薄いところがありますがそれなりにシャキっとしていて元気が良いです。
これから気温がぐっと落ちる季節なので大きな生育は期待できませんが、枯れることは無いと思うので春まで野菜ベッドを維持してもらいます。
錦鯉達は完全に冬眠へ向けての準備に入っているので、エサはストップですね。
過去のアクアポニックスの冬越えの記録↓↓↓