こんにちは、エン(@en_aquaponics)です。
春や秋の園芸シーズンになると、培養土と一緒に園芸店の店頭に山積みにされるのが種まき培土。
私も昨年、リーキの育苗に挑戦した時にホームセンターで安売りされていたノンブランドの種まき培土を買って使っていたのですが、残念ながら苗は半分ほど枯れてしまいました。
その時思ったのが、
「もっと高い種まき培土を使っていれば枯れずに済んだのでは?」
「そもそも、高い種まき培土は何がちがうんだ?」
という疑問。
肥料持ちなどは専門的なので私にはよくわかりませんが、パッと見でもわかる「水ハケ」でも違いはあるのでは?と考え、今回は安い種まき培土と高い種まき培土の潅水(かんすい)実験をしてみることにしました。
動画版はこちらです↓
種まき培土潅水(かんすい)対決
今回、潅水対決をするために用意した種まき培土は2種類。
ひとつはいつもホームセンターで買っている安いノンブランドのもの(写真右)。
もうひとつはタキイのたねまき培土20ℓ(写真左)。
色んな農業系YouTuberや農家さんが使っている有名種まき培土ですね。
ちなみに価格差は2倍以上あります(もっとかも)。
見た目のちがい
ノンブランドのほうはこんな感じで↑
タキイのはこんな感じ↑
ちょっと赤っぽいのと、あとはパーライトが少し多いかな?という印象ですがあまり大差無いですね。
セルトレイの右半分にノンブランドたねまき培土を・・
左半分にはタキイの種まき培土を充填していきます。
[ad]いざ潅水!結果は・・?
準備ができたのでジョウロで勢いよく潅水!
潅水対決なのでわざと荒っぽく大量に放水していきます。
本来ありえないぐらいの量の水に耐える2種類の種まき培土!しかし徐々に変化が・・
↑左半分のタキイの種まき培土のほうはうまく水分を逃がせていますが、右半分のノンブランド品のほうはキャパオーバーでプールみたいになってきています。
しばらく水が抜けずに水溜まりになるノンブランド品↑
もちろん時間が経てば水は抜けていくのですが、このわずかな差が元気な苗になるか枯れるかの分かれ目なのかもしれませんね。
結論:種まき培土は高いものを買え!
冒頭でも書いたように、肥料持ちの観点は無視しています。
が、育苗にとって超重要な水ハケ面だけで見ても高い種まき培土を使う理由としては十分なのかな?と思います。
育苗が苦手でよく失敗する・・という方は今年は種まき培土散財をしてみてはいかがでしょうか。