ご訪問ありがとうございます、水耕栽培愛好家のエンです。
このページでは100均の水切りカゴを使ったカイワレ大根の育て方を解説していきます。
強い日光も必要なく、室内で十分育つのでカイワレ栽培は初心者の方にオススメです。
動画版はこちら↓
用意するもの
カイワレ大根を育てるために必要なものはすべてダイソーで揃います。
水切りカゴと水受け
水切りカゴと水受けは別アイテム扱いになっています。
水切りネット
色々なタイプのものが売っていますが、なるべく大きいサイズを選びます。また、網目の細かさはあまり気にしなくて大丈夫です。
ハイドロボール中粒
ハイドロボールは園芸コーナーにあります。できれば中粒のほうが良いですが、よく欠品しているのでどうしても見つからなければ小粒でも大丈夫です。
カイワレの種
時期によってはカイワレが欠品していることがあるので、その時はダイソーをはしごして探すか、他のスプラウトに挑戦してみるものいいかもしれません。2個100円だったのでブロッコリースプラウトの種を合わせ買い。
材料は以上になります。
合計5点で500円(税別)で揃います。
あれ?カイワレといえば脱脂綿じゃないの?
カイワレ栽培では湿らせた脱脂綿に種を置いて育てる方法がメジャーですが、今回はハイドロボールを使うので脱脂綿は不要です。
それでは栽培容器を作っていきます。
栽培容器のつくりかた
水切りカゴと水受けを重ねる
水切りカゴと水受けを重ねます。網になっている水切りカゴが上で、網になっていない水受けが下です。
水切りネットを敷く
その上に水切りネットを敷いていきます。全体が覆えればなんでもいいので、ハサミで切り開くなり2枚使うなりして敷いていきます。
今回私は水切りネットを2枚使ってこのようにしました↓
ハイドロボールがこぼれ落ちるのを防ぐためなので、それほど神経質にならなくても大丈夫です。
ハイドロボールを入れる
容器にハイドロボール中粒を注いでいきます。1袋すべて入れてしまいます。
1袋すべて入れたら、それを平らにならしていきます。
[ad]水道水を注ぐ
ハイドロボールを平らにならせたら、水を注いでいきます。ミネラルウォーターなどを使うと水がいたみやすくなるので、水道水が一番です。
水量は少しシビアで、ハイドロボールがプカプカ漂うか漂わないかのギリギリくらいにします。
こんな感じ↓
ここで今一度しっかりハイドロボールをならしておくと良いです。
カイワレの種を蒔く
水を注げたら種を蒔いていきます。カイワレはまっすぐヒョロっと伸びるので、密植が可能です。封を開けたら1袋の中身すべてを蒔いてしまいます。
袋をトントン叩いてバラまきで大丈夫です。全体にまんべんなく蒔いていきます。
また、注意しなければいけないのが蒔いた種には基本的にはさわらなくてOKということです。
え?種を埋めなくていいの?
種が周りの水を吸って勝手に発芽するので、さわったとしても種を蒔いた所をサッと軽く撫でる程度にします。
土と違って、ハイドロボールの中に埋もれてしまうとうまく地表に出てこれずに発芽しないことが多いので注意です。
栽培容器のつくりかたについてはこちらの動画でも解説しています↓
カイワレ大根を育てる
発芽の方法
種を蒔いたら暗いところに置いて発芽させます。靴箱やクローゼットがベストでしょうか。
ハイドロボールは水を吸う性質があり、種を蒔いてから数時間後に見てみると水カサが減っていることがあるのでその時は水を足してやれば大丈夫です。
カイワレはすぐに発芽するので、種まきから2日後にはほとんどの種が割れてきます↓
水替えのしかた
種が割れて白い部分が見えたら、水替えをしてしまいます。
水切りカゴを使うのは、この水替え作業をしやすくするためでもあります。
なるほど
水切りカゴ部分を持ち上げて、下の水受けに溜まった水を捨てます。
再び水受けに水切りカゴをセットし、水道水を注いでいきます。まだ発芽する種があるかもしれないので、この時の水位は一番初めに種を蒔いた時と同じくらいの「種が泳いでしまわないくらい」にします。
ジャーっと注いだら、再び暗い場所へ置きます。
あとはこれを繰り返していくだけです。水替えは基本的に毎日行います。
種まきから5日後でこれくらいになります↓
[ad]緑化させる方法
ある程度の大きさになってきたら明るいところへ出して緑化させていきます。
あまり暗いところでの栽培が長すぎるとヒョロヒョロになってしまうので注意です。市販のカイワレくらいの背丈になったら、がひとつの目安でしょうか。
室内で日の当たる場所へ移します。ただし直射日光は必要ないので、カーテンごしやすりガラスごしがベストかなぁと思います。
数時間で緑化が始まり、フタバも開いてきます。
緑化の過程を見るのはとても楽しいです。
暑い時期だと水のいたみが早まるので、水替えは必ず毎日行うようにします。
また、発芽期と違って水量は少な目で大丈夫です。根がしっかり水に浸っていればOKって感じでしょうか。
日光に当てはじめて2日くらいで食べれる状態になります。
[ad]収獲する
それでは収獲していきます。
収獲は料理バサミを使ってザクザク切っていきます。
切ったそばからカイワレのいい香りがしてきます!
家庭菜園の醍醐味やね
ザルを使って洗っていきます。農薬はもちろんのこと、室内での水耕栽培なのでドロや汚れは付いていないのですがカイワレの種の殻は取り除いてあげます。
これが種の殻。
カイワレは再生しない(しにくい?)ので、刈り取った根っこは捨ててしまいます。
豆苗みたいに再生するのかと思ってた
再生するかなと2~3日待ってみましたが一向にその気配がなかったです。
収獲したカイワレをサーモンに添えてみましたが、ピリっとしたカイワレの辛みとサーモンの脂はとても相性が良く、美味しかったです。
まとめ
カイワレの室内栽培は
・季節を問わず栽培できる
・室内で完結でき、強い日光を必要としない
・1週間~10日で収穫できる
点がいいですね。
おうち時間の充実にもオススメなのでぜひお試しを!