ご訪問ありがとうございます、家庭菜園愛好家のエン(@en_aquaponics)です。
実家の一坪ほどの畑を使って緑肥を使った土作りをしてみました。
こちらの【後編】では、緑肥の発芽から刈り取り、そしてすきこみから土づくりまでを行います。
発芽してから
【前編】の最後で蒔いたエン麦の種が発芽しました。
植えてから4日ほどで、蒔いた種のほとんどが発芽したようです。
2週間経つとこんな感じ。他の雑草達と共にどんどん茂っていますね。緑肥全般に言えることですが、めちゃくちゃ生命力が強いので水やりはやらなくてOKです。
発芽から1か月経つとご覧の通り。
ウネの上ほどではないですが、粘土質のカチカチの土の上に蒔いたエン麦もしっかり生育していました。ソルゴーほどではないにしろ、耕盤破砕にもある程度寄与しそうです。
2.5mにもなる巨大緑肥「ソルゴー」の耕盤破砕はこちら↓↓↓
刈り取り
ちょっと早いかなと思いましたが、4月の下旬に刈り取りを行いました。畑をぐるっと囲っている部分を残して手で引っこ抜いて、
手鎌で切っていきます。
農家さんならフレールモアやハンマーナイフモアなどの農機具を使ってチップ状にして土にすき込むらしいですが、家庭菜園レベルなら手鎌か草刈り機で良いと思います。
緑肥をすき込む
ではいよいよ緑肥をすき込んでいきます。
今回は分解スピードに初速をつけたかったのと、あまりに土が悪かったので牛糞堆肥を使用しました。
あとはもみがらのくん炭と
カキガラ石灰も一緒に撒いてみました。
こんな感じになったらあとはひたすら・・
備中グワで混ぜていきます。
また、アクアポニックスの飼育水槽からくみ上げた水をジョウロに入れて
畑にかけていきます。微生物たっぷりで良い土になってくれることでしょう。
このあたりは個人の考えに合わせて混ぜ込むものを決めると良いと思います。
緑肥オンリーで頑張るんだ!という自然栽培的な考えも私は大好きです。
3週間後
だいぶカサカサに乾いてきました。
バリケードの役割に残しているエン麦もまだまだ背丈が高いですね。
やはり細かいチップ状にしないと、まだまだかたちが残っていますね。完全な分解にはもうちょっと時間がかかるようです。
ということで、ここで再びすきこみなおしていきます。
平グワをガッシャガッシャと動かして、次郎系ラーメンの天地返しの要領で上と下を入れ換えてやります。
緑肥の完全分解
と、こんな感じの作業を2回くらいしたら土ができあがりました。
写真ではなかなか伝わらないですが、ほどよく弾力があってふっくらしていていい感じです。
全体写真。
バリケード用に残していたエン麦もかなり大きくなっていますね。
まとめと感想
ということで、家庭菜園で緑肥を使ってみました。
今回使ったネグサレタイジは発芽・生育・すき込みやすさなどの点で、私のような入門者でもうまく扱えました。
病気の抑制などの効果はまだまだ体感できませんが、自分の考えで時間をかけてじっくり土づくりをしたいぞ!という方は一度試してみると面白いですよ♪
【前編】はこちらです↓↓↓