家庭菜園で緑肥を使って土作りしてみたらフカフカになったので写真と動画で解説する-エン麦/ネグサレタイジ-【前編:たねまき】

ご訪問ありがとうございます、家庭菜園愛好家のエン(@en_aquaponics)です。

実家の一坪ほどの畑を使って緑肥を使った土作りをしてみました。

今回植えた緑肥は「ネグサレタイジ/エン麦」です。

1坪の畑

今回、緑肥を使った土作りの場として選んだのがこちらの畑↓

実家の片隅にある畑で、普段は私のが趣味で野菜を育てるのに使っています。特にこだわった栽培法を実践しているとかではなく、化学肥料も除草剤も普通に使っています。

広さは約一坪ほど。↑写真は3月上旬。前作は大根を植えていました。ここは元々粘土質で水ハケが悪く、メンテナンスもあまりしていなかったので、このタイミングで私の緑肥実験場にすることにしました。

パっと土をすくうと小石や、分解できないゴミなんかも見えます。

また、畑の周りの土は絶望的なカチカチ粘土なので、ゆくゆくはここも土壌改良していきたいなと考えています。

クワを使って整地する

緑肥の種は土を花壇のように平らにしてから蒔きたかったので、そのために平鍬(ひらぐわ)と備中鍬(びっちゅうぐわ)を使って整地していきます。

まずはウネの周囲をガガガっと耕し、

小石やビニールマルチの残骸を丁寧に取り除いて、

ウネを崩していきます

塊になっているところは備中鍬が活躍

花壇状になるように土を広げていきます

これで準備完了。備中グワと平グワは家庭菜園でも大活躍なのでしっかりしたものを選ぶと良いです。

緑肥の種を植える

緑肥の種を植えていきます。バラ撒いても全然問題なく育つのですが、今回は一応綺麗にスジを作ってそこへ植えていきます。

緑肥の種を蒔いていきます。今回使ったのはタキイ種苗から出ているネグサレタイジという商品。緑肥的な正式名称は「えん麦(えんばく)」です。

包材にも記載がある通り、ネコブ病の原因となるネコブセンチュウの抑制に一定の効果があるようで、農家さんでもたまに使う人がいるんだそう。

これがエン麦の種。

今回私がエン麦を選んだ理由は、土壌へのすきこみやすさを重視したためです。また、背丈が大きくなりすぎないので、すきこみのタイミングを逃してしまっても大して問題は無いだろうと判断したからです。

これをスジをつけた所に撒いて

平グワを使って覆土。レーキという道具を持っているならレーキのほうが良いです。

ジョウロを使って水やり。このあたりは他の作物と全く同じですね。

種まきのタイミングでしっかり水を与えたら、あとは雨が水やりがわりになるので放置。

発芽してからすき込むまで

ここまで来ると緑肥は勝手に発芽してすごい勢いで育っていくので、タイミングを見て刈り取って畑の中に混ぜ込んでいきます。

別記事にまとめてあるので、【後編:すきこみ】もご覧ください。