恐怖のポンプ突然死
どんなアクアポニックスのシステムでも
共通のこわーい現象
それが、
ポンプの突然死です。
魚タンクから水をくみ上げて
バクテリアのいる野菜ベッドへ運ぶ
重要な部品なのですが
これが故障すると
野菜ベッドへ水の供給が行われなくなります。
野菜ベッドへ水が供給されなくなると
サイフォン排水による
魚タンクへのエアレーションも
無くなってしまいます。
当然、魚は死んでしまいますし
野菜も枯れてしまいます。
恐ろしいです。
(私がDIYしたアクアポニックスの詳細はこちらです↓)
ポンプ故障への対策は?
さて、そんな恐怖のポンプ故障ですが
ポイントをおさえればそれほど怖くなかったりします。
1.こまめにチェック
これは大原則だと思います。
「こまめに」と書いていますが
「毎日、毎朝」と読み取ってください。
早期発見できれば、魚も野菜も
すぐには死なないので
大抵なんとかなります。
2.予備のポンプを買っておく
予備のポンプは必ず買っておきます。
私はエーハイムの1000番を愛用しています。
塩ビパイプとの結合の相性も良いですし、
Amazonでサクっと買えるのでオススメです。
東日本は50hz、西日本は60hzのものを選びます。
3.電池駆動のエアポンプもあるとなお良し
↑これは先日のポンプの突然死の際の動画です。
ちょうど予備を注文しようかなーと思っていた矢先に
ポンプが故障してしまいました。
Amazonで注文しても、早くて1~2日はかかるので
その間のエアレーションが不安・・。
なのでこういう時のために私は
魚釣り用の電池駆動タイプのエアポンプを
用意しています。
電池駆動のメリットはなんといっても
台風などで停電した時でも魚にエアを届けることが
できる点ですね。
私はハピソンのエアーポンプを使っていますが、
動画を見てもらってもわかるように
泡がかなりきめ細かいです。
これで弱作動なので、
強作動にするとさらに泡が増えます。
海釣りのエサのひとつに
シラサエビという生きた小さなエビえさがあって
そのために買ったものなのですが
今ではアクアポニックスの非常用としての
出番のほうが多いように思います。
まとめ
ポンプの突然死は防ぐのが難しいので
故障してからの復旧時間と
それまでのケアが重要かなと思います。
電子工作、ハードウェアに詳しい方なら
ポンプ(あるいは水流)の異常をセンサーで
読み取ってスマホへ通知、といった
IOTアクアポニックス環境を構築するのでしょうが
私にはそんな知識は無いので
これくらいしかできないですねぇ。
では、今日もよいアクアポニックスライフを!
(こちらもご覧ください↓)